ラ・ラ・ランド：映画のあらすじと感想！知りたくないネタバレと最後の結末

【公開日】
2016年8月

【監督】
デミアン・チャゼル

【主題歌】

シティ・オブ・スターズ

【出演者】

ライアン・ゴズリング 、エマ・ストーン、 J・Kシモンズ

【視聴可能な動画配信サービス】

U-NEXT、FOD、dTV、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、Netflix、TSUTAYA DISCAS

セバスチャンの後押しもありあまり気乗りはしないが、ミアは一人芝居の脚本を書き始める。

セバスチャンは旧友にバンド加入を誘われるが、バンドの音楽性はダンスミュージック等を融合した今風で斬新な音楽だった為、一旦は断るが資金を稼ぐためやはり加入する事を決める。

クラシックジャズを愛するセバスチャンとバンドと中には不和はあったが活動は続けられた。

セバスチャンの現在の音楽活動に戸惑いを見せるミアは、いい音楽ではあるけれどセバスチャンの本質とは違うのでは？と本人に問う。

セバスチャンはミアとの生活や資金の確保をする為に割り切って活動をしていたが、ミアに「君は、見下す為に僕と付き合った」と言い放ち、決定的に恋人同士の関係に亀裂が入ってしまう。

ミアの一人芝居公演日、ミアは役を演じ切りなんとか公演終了させるが、評判は散々で心ない観客の言葉を聞いてしまい、役者の道を完全に諦めてしまう。

この日、セバスチャンは公演時間に間に合わず終了後、劇場前でミアと会うがセバスチャンを振り切って車で一人何処かへ行ってしまう。

後日、セバスチャンに一人芝居を観た映画関係者から連絡が入り、ミアの連絡先を聞かれる。

セバスチャンはミアの携帯電話が繋がらない為、ネバダの実家に直接会いに行き自信を失ったミアを説得しなんとかロサンゼルスに連れ戻しオーディションを受けさせる事が出来た。

オーディションの自由演技ですべてを出し切ったミアは、終了後セバスチャンと丘の上でお互いに向き合い、夢に向かってそれぞれの道を歩む事を語り合った。

5年後、役者として成功を収めたミアは結婚もし子供も授かり幸せな毎日を送っていた。

夫とディナーの帰り道「SBS’S」と掲げられたクラブを見つけ入店するとそこには、セバスチャンがステージに居てピアノ演奏をしていた。

お互いの存在に気付いた二人は、走馬灯のように完璧な理想の人生がフラッシュバックし現実に戻ると、ミアの隣に居るのは違う夫でセバスチャンとは目が合うだけで一言も交わすことなくクラブをあとにして物語は終わる。

二人の人生観に注目ミアとセバスチャンはお互いの価値観がぶつかり合いながらも恋愛をし人生の駒を進めていきます。

セバスチャンは古典的なジャズミュージックにこだわりを持っていて先人の芸術である素晴らしい音楽家たちの「音楽の保管」にこだわりを持っている為、あまりポピュラーなメインストリームの音楽についての関心は薄いので人には理解されにくい部分があります。

一方ミアは、セバスチャンの価値観を理解しながらも役者として成功する事を夢見ていたり、母としての人生も歩むために最後はセバスチャンとは価値観が違うタイプの男性を夫として選んで現実的な人生を選択します。

セバスチャンとミアは結婚という形で結ばれる事はありませんでしたが、人生においてお互いに非常に重要な存在である事が、この映画で描かれていると思います。

ライアン・ゴズリングのピアノ演奏は本当に演奏している彼はピアノを弾いている風の演技ではなく練習をして本当にピアノを演奏しています。

彼は努力家での演技に対する姿勢というのは並々ならぬものがあり演奏シーンでは本当にビックリしました。是非、彼の演奏に注目してほしいです。

ジョン・レジェンドが出演しているセバスチャンが劇中で所属するバンドのリーダー役キースとして出演しています。

「StartaFire」という曲でシンセサイザーを軽やかに弾くセバスチャンの姿を見てエマは現代的でポップ曲である事に戸惑うし、金儲けだから仕方ない的な雰囲気があって直接の二人の亀裂はこの事件から起こる訳ですが、キース達が演奏する音楽はとてもいいですよ。

いや、別に映画内でも悪いなんて言ってないですけどね。

ジョン・レジェンドに注目！