2010年に日本国内では8年ぶりに抗ヒスタミン薬として
発売された『ザイザル』ですが、
効果も優れていながら副作用が少ないの売りでしたが、
実際の所は意外と副作用もあるみたいですね。
『くすり』を服用する以上『リスク』は絶対的に欠かせませんからね。
副作用はもちろんしょうがないことなのですが、
出来ればなければないほうがいいです。
又、薬にどんな副作用があるのかを知っているの知っていないのでは
服用後の精神的ストレスは全く違います。
『ザイザル』を服用した時の副作用についてみんな声を聞いてみましょう。
やはり抗ヒスタミン薬を飲んでいる以上、
『眠気の副作用』はどうしても避けられない様子ですね。
避けられない『眠気』ですが、効果がある以上『眠気の強さ』を効果と天秤にかけながら
薬を選びをしていく必要があるようですね。
意外とあったのが、体重増加もある様子です。
こちらも抗ヒスタミン薬に現れる副作用でもあります。
抗ヒスタミン薬がなぜ効果があるのか簡単にご紹介!
抗ヒスタミン薬は厳密にいうとヒスタミンH1受容体拮抗薬です。
アレルギーの中でI型(アナフィラキシー型)は、抗原 + IgE抗体が肥満細胞等のIgE受容体に作用し、ヒスタミン、セロトニン、ロイコトリエン等を放出させるのが契機となって起こる。ヒスタミンには血管拡張作用があり、この作用によりアレルギーの症状である、くしゃみ、鼻水などが発生する。風邪のアレルギー症状も同一の機序による。
この作用を担うヒスタミン受容体はH1受容体と呼ばれ、抗ヒスタミン薬はこの受容体の作用を抑制することで、アレルギー症状を抑える。したがってアレルギーそのものや風邪そのものを治す薬ではない。
出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E3%83%92%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E8%96%AC
要約すると、アレルギー症状を起こす抗原を体内にあるヒスタミン受容体を
抑制して、ヒスタミンによる血管拡張さようを起こせないようにして
症状が起きないようにする作用なのです。
あくまでもその場しのぎの対処療法であり、原因療法ではないことはお間違えないように。
『ザイザル』を飲むと眠気や体重増加の副作用が出るメカニズムって?
上記で説明されたように
ヒスタミン受容体に抗原がくっついて作用しないように
抑制して症状を起こさせてないようするのです。
ヒスタミン受容体は体内の脳、胃粘膜、肺、肝臓に分布されています。
アレルギー症状を防ぐためだけに抑制できればいいのですが、今の医療技術では不可能。
同時に少なからず脳などの他の臓器に分布したヒスタミンまでを抑制してしまう為に
眠気や体重増加などの副作用が出てきしまうのです。
もっと踏み込んでみると
ヒスタミンは中枢神経にも存在し、薬の作用で中枢神経の作用がブロックされ機能が低下することから
眠気は発生すると言われています。
ヒスタミンには満腹中枢にも存在し、満腹中枢を管理しています。
ヒスタミンが多い状態=満腹な状態として脳は認識するのですが、
これらのヒスタミンまでブロックされてしまい、満腹機能が低下し食欲が増してしまうのです。
第二世代で登場した『ザイザル』は『ジルテック』の後継人
『ジルテック』の半分の成分で『ザイザル』は同等の効果を表すとそうです。
成分は半分ですから、副作用も半分になるはずですが。。。
一緒に確認しておきたい
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Summary
『ザイザル』だけを記事にしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
医療用語が多くどうしても理解しにくいことが多いかもしれませんが、
今、お世話になっている薬の効果と副作用のチェックはお忘れずに。
どんないい薬でも副作用は必ず報告されていることもお忘れずに。