【映画】プラダを着た悪魔のあらすじやネタバレ、そして実際に【映画】プラダを着た悪魔を見た感想をご紹介していきます。
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【映画】プラダを着た悪魔の概要と作品情報
(C)2006 TWENTIETH CENTURY FOX
【公開日】
2006年11月
【監督】
デヴィッド・フランケル
【主題歌】
KT Tunstall 『Suddenly I See』
【出演者】
メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ
【視聴可能な動画配信サービス】
U-NEXT、FOD、dTV、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、TSUTAYAディスカス
【映画】プラダを着た悪魔のあらすじ
ジャーナリストになりたい一人の女性が、世界的にも有名なファッション雑誌の編集に応募する。
今まで自分が暮らしていた世界とは全くの別世界であり、本人はいたって普通に面接に行くが、実はファッション業界の中では誰もが憧れるポジションであった。
面接に行った本人は採用されるとは思わなかったが、編集長自らが採用の判断を下し、そこから主人公の別世界での奮闘が始まる。
しかし、業界に全く興味を持てなっかったが、仕事を理解して行くには興味を持つ事が一番である、と気が付きそこから今までとは全く違ったブランドファッションを着こなし、仕事を再度見直し挑戦が始まる。
しかし、上司の出す課題は困難を極めるが、一つ一つの要領よくこなしていき遂には認められ、その上司の右腕的な存在にまでなっていった。
【映画】プラダを着た悪魔のネタバレと結末
主人公は自分の外観をも変え、上司のいかなる難問に対しても仕事をこなして行く様になる。
元の自分との周囲の関係の軋轢も乗り越えてその仕事にのめり込み、いずれは上司に認められる様になった。
そして、先輩社員が憧れていたパリのファションショーに同行する事になる。
パリに行った主人公は自分のやって来た努力とこれからの自分の道、そして世界が大きく変わるであろう事を感じる。
しかし、そのパリで編集長を降ろされそうになった上司の心配をして忠告に行こうとした所、その事は上司自体も気付いておりその対策として、他の人を利用してでも自らの地位を守ろうとしていた。
そのやり方に違和感を覚え、強く上司を批判する主人公だったが、上司は「あなたも既に私と同じ事を、先輩社員にしている。私と貴方は同類だ」と言われて我に帰り、本来自分があるべき姿を思い出した。
現在の自分の姿との違和感を感じ始め、今の自分は本来の自分が進もうとしていた道と違ってしまっていた、と言う事に気が付く。
今まで上司から何度も無理難題がかかって来た厳しい仕事の象徴であった携帯電話を噴水の中に投げて、仕事を突然に辞めてしまう。
ファッション業界の雑誌に勤め始める前の自分のスタイルに戻り、華やかなフャッション業界から自分がやりたかった本来のジャーナリストの仕事に面接に行く。
その面接先で、元上司から最大の賛美の推薦状が来ていた。
その事に対して元上司の意外な側面も分かり、また恋人との関係も元に戻って行く。
【映画】プラダを着た悪魔を実際に見た感想と評価
面接の時に全くファッションに全く興味が無く不釣合いの主人公が、堂々と面接に行ったシーンは強烈なインパクトです。
次から次へと無理難題を出してくる上司に対して理不尽さを嘆くが、唯一会社で相談にのってくれる同僚に、
「辛ければ辞めれば良い。君は自分がどんな立場にいるか分かっていない。君がいるポジションは百万人の人が憧れている職だ。代わりは幾らでもいる。君は嘆きばかりで何も努力していない。」
と言われるシーンが特に印象的でした。
何から始めれば良いか主人公が気付き、ファッションに興味を持ち今までの服装、髪型、化粧品から全て変えて、ファッション業界そのものを知ろうと努力を始める。
その変化して行く姿が非常に印象的であり、時と場合によりどんな方法が正解なのか、アドバイスをした人の言葉を含めて考えさせられました。
元々仕事ができる女性であった主人公が、一旦考え方を変えてその業界を熟知した事により、上司の考えを先読みできる様になって行く姿には社会人として感心です。
仕事の進め方とは本来そうあるべきかも知れない、と思わされました。
主人公の同僚の女性は、主人公とは逆に憧れだけでその職についています。
過酷な上司の課題に対して、上司のいう事を忠実に行うだけで「私は仕事を愛している、仕事を愛している」と自分に言い聞かせて耐える日々を送っている様子は、主人公とは対照的な姿で描かれています。
憧れだけでなく、その職業の本質を見抜いた上で、如何に進めて行くかこそが重要だと思わされる場面でした。
主人公がファッション業界に染まるほど周囲との隔たりが高まって行くシーンも細かく描かれます。
外見と共に中身まで変わって行く姿を見ていると、『形から入る』という言葉もまた事実ではないだろうかと、深く考えさせられました。
まとめ
自分の本来やりたい事、とやるべき事を仕事の面で考えさせらます。
また、主人公のアン・ハサウエイが演じる平凡などこにでもいそうな少し綺麗な女の子が、とてもファッショナブルでモデルの様な美人になって行く過程はフャッション好きな人には凄く目を惹かれるシーンだと思います。
エンターテイメントとしても十分面白く、仕事を考える上でも色々と参考になるのではないでしょうか。。
男性でも非常に楽しく見れると思います。色々な角度からみると何度も見たくなる映画です!