【映画】ピースオブケイクのあらすじやネタバレ、そして実際に【映画】ピースオブケイクを見た感想をご紹介していきます。
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【映画】ピースオブケイクの概要と作品情報
(C)2015 ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会
【公開日】
2015年9月
【監督】
田口トモロヲ
【主題歌】
「ピース オブ ケイク -愛を叫ぼう」feat.峯田和伸・加藤ミリヤ
【出演者】
多部未華子、綾野剛、桜坂桃季、木村文乃、光宗薫、菅田将暉
【視聴可能な動画配信サービス】
U-NEXT、FODプレミアム、Hulu、Amazonプライム、dTV、Netflix、TSUTAYA ディスカス
【映画】ピースオブケイクのあらすじ
主人公の梅宮志乃(多部未華子)は、恋愛体質な24歳独身。
いつも深く考えて行動しない性格。傲慢的なDV彼氏の正樹と付き合っていたが、勤務先の同僚と浮気をしたのがきっかけで、正樹と別れる。
その後、志乃は勤めていた会社を勢いで辞め、新しいアパートに引っ越した。心機一転しようと考えていた矢先に隣に住んでいる京志郎(綾野剛)に一目惚れする。
友人でオカマの天ちゃん(桜坂桃季)の誘いでビデオレンタル屋でアルバイトすることになるのだが、偶然にもその店の店長は、京志郎だった。
京志郎への思いがどんどん膨らんで浮かれる志乃だったが、京志郎には同棲中のあかり(光宗薫)という彼女がいた。
果たして志乃は、自分を変えることができるのか。
【映画】ピースオブケイクのネタバレと結末
バイト先の歓迎会で、泥酔してしまった志乃は、京士郎家で寝てしまい、あかりと鉢合わせる。
それがきっかけで志乃は、京士郎が好きだと自覚する。
ある日、京士郎とあかりが別れたらしいと聞く。飲み友でもいいから繋がりたいと部屋で思っていた所に隣の部屋から京士郎がやってきて、好きだと告白されキスをされる。
関係のない人から寂しさを紛らわす人に昇格?、まあいいか」と思いつつ恋人になる。
京士郎と付き合い、天ちゃんの劇団の衣装係にも採用されて充実した生活のはずが、志乃はどこか不安が拭えない。
さらに、事故した友人(田中)を頻繁に見舞いへ行く京士郎に不安を募らせた志乃は、あかりが出版した本を発見してしまう。
実は、あかりは渋谷ナオミという名前で、京士郎との生活を赤裸々に綴った『旅先の彩光』という小説になっていた。
中には、まだ京士郎が好きだという気持ちが綴られていて、志乃は不安を募らせる。
京士郎が最近やたら甘えくるのは、あかりとまだ合っているのを誤魔化しているのではと疑った志乃は、熱海の温泉旅行でこっそり携帯を覗き見する。
田中と書いてある電話番号にかけると案の定、あかりが出た。京士郎に問い詰めると「好きなのは志乃だけだ」というが、志乃は別れを切り出す。
その1年後、志乃は天ちゃんの劇団で衣装係を頑張っていた。
劇団は、大きな舞台で公演できるまでに成長。天ちゃんは、ファンがつく人気役者、志乃は、新人に教えるポジションになっていた。
ある日、あかりが出した2冊目の小説で京士郎があかりときっぱりと別れた事を知る。
準備していた公演がは、大盛況に終わり、打ち上げに行くと、フラッと店の裏に京士郎が住んでいる事を知る。
別にどうなることでもないしと言う志乃は、天ちゃんに「恋愛でカッコつけてどうすんのよ」と言われる。
「わかってる、元どおりなんて、、」と思っている時に京士郎が現れる。
突然、店を出て逃げ出す志乃を京士郎が追いかけて二人は、気持ちを激しくぶつけ合う。
京士郎は、本気だった。散々本音を言い合って、最後に「京ちゃんなんて、大嫌い」と叫んだ志乃は、京士郎にキスをする。
【映画】ピースオブケイクを実際に見た感想と評価
好きな人とできれば幸せなままでいたいと思うけれど、本音を言って喧嘩できるのも幸せなんだなと思わせてくれる作品でした。
ストーリーは、恋愛映画の中でベタなほうだけど、主演の多部未華子ちゃんと綾野剛の演技がリアルで引き込まれます。
恋人のシーンは、まるで二人は付き合ってるのかと思うくらいでした。
恋した時の高揚感や好きな人と付き合っているのに元カノのことで不安になるシーンは、特に恋愛あるあるで自分と重ね合わせた人が多いと思います。
京士郎みたいな男の方、普通にいそうだなって思いました。
悪気はないけど人の気持ちを振り回している人。でも、こういう人がモテるんですよね。だから恋愛って不思議です。
大人になってくると、遠慮してなかなか本音を言えない時が増えていくので、最後の二人が本音をぶつけるシーンは、見ていてスカッとしました。見ている側なのに気持ちが良かった。
この映画は、脇役の役者の演技も丁寧で、それがストーリーに深みを出している気がします。
本筋ではないけれど、天ちゃんが所属している劇のシーンも大好きです。
私は、大学時代に演劇部に所属していたので、劇団あるあるが散りばめられているのがツボでした。
演出家のめんどくさいやつとか、公演が終わった時にふっと涙したくなる瞬間とか、とてもリアル。
監督の田口トモロヲさんが、劇団出身の方だからでしょうか。描写がとても丁寧だった。
当時は下北沢にもよく足を運んでいたので、劇場「スズナリ」などの有名な劇場が出てくるのもグッときました。自分の知ってる場所で出てくるとテンションが上がります!
ちなみに、劇中劇の「劇団めばち娘」の舞台公演は実際に上演されたそう。演目は、劇中に出てきた「ツチノコの嫁入り」。
映画を見た後だと、こちらも気になる。あぁ、観たかった。
まとめ
主演の、多部未華子と綾野剛の自然体な演技がとても愛おしくて、グッと引き込まれるストーリーです。
恋愛あるあるがギュッと詰め込まれた大人のラブストーリーと豪華な脇役陣の演技も一緒に楽しめます。
恋したいなぁ、何かスッキリと観れる映画ないかなぁと、お考えのあなたにオススメの作品です!
観終わった後に、心の中に心地よい風が吹き向けてくれるでしょう。ぜひ、お楽しみください。