【映画】テルマエ・ロマエのあらすじやネタバレ、そして実際に【映画】テルマエ・ロマエを見た感想をご紹介していきます。
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【映画】テルマエ・ロマエの概要と作品情報
(C)2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会
【公開日】
2012年4月28日
【監督】
武内英樹
【主題歌】
ラッセル・ワトソン「誰も寝てはならぬ」
【出演者】
阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開
【視聴可能な動画配信サービス】
U-NEXT、FODプレミアム、Amazonプライム、dTV、TSUTAYA ディスカス
【映画】テルマエ・ロマエのあらすじ
古代ローマ時代、浴槽設計士をしているルシウスは困っていました。
新しい浴場のアイデアが浮かばない・・・と。
どうしたら斬新で今までにない浴場が作れるのか、と悩んでも思いつかないのでちょっと大浴場に行ってリフレッシュしよう!と思っていると浴場の中でうっかり足を滑らせあっという間に吸い込まれ、たどり着いた先には・・平たい顔の一族が!!!
そう、それは古代ローマ時代から現代の日本にタイムスリップしてしまっていたのです。
そうとは知らないルシウスは見たことのない世界に戸惑います。
そして、現代の日本の浴場の設備を見て感動。そこで学んだことを古代ローマでも応用し人気の浴場を次々と作り上げていきます。
ですがそれをきっかけに歴史が変わってしまう自体を引き起こすことになってしまい・・・
【映画】テルマエ・ロマエのネタバレと結末
古代ローマ時代に浴槽設計士の仕事をしていたルシウスは、新しい浴場を作るべくアイデアを考えていましたが仕事に行き詰まっていました。
お風呂にでも入って気分を変えようと思っていたところ、浴場で転んでしまい溺れてしまいます。
気がつくと見知らぬ場所についていました。
あたりを見回すと、顔の平たい一族。彼らは現代の日本人で、風呂場で溺れていたルシウスを介抱してくれていたのです。
ルシウスは古代ローマから現代の日本にタイムスリップしてしまったのです。
気づかないルシウスは、日本人を見て奴隷の大浴場だと思い込みます。
ですが、その圧倒的な技術に驚きと悔しさと感動をおぼえ風呂場を見て回ります。
その時出会った漫画家を目指す山越真実は慌ててルシウスのことをスケッチします。
ルシウスはフルーツ牛乳を飲みその美味しさに感動して涙を流すと気づいたら古代ローマに戻っていました。
彼の足元には先程のんだフルーツ牛乳の瓶が。
ルシウスはそこで学んだアイデアを活かし新たな浴場を作ります。
そこには現代の日本で見てきた富士山の絵を真似た火山の絵、脱衣カゴ、牛乳を甘くし冷やした飲み物が。
古代ローマ人にとても人気の浴場になりました。
こうして何度か古代ローマと現代の日本をタイムスリップで行き来し、そのたびに古代ローマに様々な現代の日本の技術を真似たものを持ち込んでいきルシウスは人気の浴場設計士になります。
そんな彼に目をつけたのが皇帝ハドリアヌス。
彼はルシウスをハドリアヌスお抱えの浴場設計士に任命します。
そんな中ハドリアヌスはじき後継者にと考えているケイオニウスのために新たな浴場を作って欲しいとルシウスに依頼します。
が、ルシウスは女好きのケイオニウスがあまり好きではありません。
そんな中、前任の浴場設計士に襲われ井戸に落ちたルシウスはまた現代の日本にタイムスリップし、真実と再会。
お酒に酔って二人で風呂に落ちそのまま古代ローマへタイムスリップしてしまいます。
真実の親や仲間たちも二人を追って古代ローマへ。
ラストはみんなで傷ついた兵士を癒やす風呂を作り上げます。
涙を流し現代の日本に戻った真実は漫画家を目指しこれからも頑張る決意をします。
【映画】テルマエ・ロマエを実際に見た感想と評価
(C)2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会
古代ローマから現代の日本にタイムスリップする条件が『お風呂で溺れる』という設定にとても新鮮味を感じました。
4・5回タイムスリップを繰り返すのですが、最初のタイムスリップでは軽快で壮大なメロディーと指揮者が登場して盛大に演出しているのに、4回目くらいになると指揮者が遅刻して慌ててやってきたりだんだんめんどくさくなったのかトイレにキャラクターが流れるだけになったり・・
と、だんだん雑になっていくところが何度も同じシーンを見ても飽きずに笑いを誘われました。
また、阿部寛さんが演じるルシウスがもうとにかく古代ローマ人にしか見えないので、世界観になんら違和感がありません。
また、ルシウス目線で見る現代の日本の風呂の技術の素晴らしさが、普段私達が当たり前だと思っていることも古代ローマ人からしたらこういう反応になるんだよな・・となんだか不思議な気持ちになります。
そしてルシウスと交流していくうちに彼に惹かれ古代ローマ語まで勉強してしまう上戸彩さん演じる真実のひたむきさも魅力の一つです。
まさか真実だけでなくお父さんや旅館の常連のおじさんたちも一緒に古代ローマへタイムスリップしてしまうなんて・・予想外だったので最後のドタバタ劇に大爆笑しました。
古代ローマに行ってみんなで傷ついた兵士を癒やす風呂を作るシーンは、とてつもない作業でもみんなで力を合わせて諦めずに積み上げていくことで成し遂げられる感慨深い場面でした。
今までずっと個人プレイで浴場を作り上げてきたルシウスにとって、人生観が変わる歴史的な出来事でしたし、完成した喜びでみんなが感動して涙を流し、現代の日本に帰っていくというストーリーもちょっと切なくでもきれいな終わり方だなあと思いました。
まとめ
毎日特に意識せず何気なく入っているお風呂ですが、この作品を見たらきっといろんなお風呂に行ってみたくなります。
阿部寛さんが演じる古代ローマ人は、古代ローマ人を知らないはずなのになぜかしっくりきてしまうこと間違いなし!
見ている間ずっとおもしろくて笑ってしまうと思います!
こんなに笑えてちょっと切ない映画なんて他にはありません。
原作を知らない方も映画だけで楽しめるので是非大切な方と一緒に見てみてください!