ジョジョの奇妙な冒険：黄金の風編第一話目のあらすじネタバレと感想！ジョルノがやばい

【原作のマンガ】
ジョルノ・ジョバァーナ【黄金なる遺産】

【主題歌】

Fighting Gold

【声優】

• ジョルノ・ジョバァーナ:小野賢章
• ブローノ・ブチャラティ:中村悠一
• パンナコッタ・フーゴ:榎木淳弥
• ナランチャ・ギルガ:山下大輝
• グイード・ミスタ:鳥海浩輔
• レオーネ・アバッキオ:諏訪部順一

【視聴可能な動画配信サービス】

U-NEXT、FOD、dTV、Hulu

主人公ジョルノ・ジョバァーナの使うスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」は作中最後の戦いの中で覚醒し「ゴールドエクスペリエンス・レクイエム」を発動する。

それは発動した対象を永遠に結末のない因果に巻き込み「終わりがないのが終わり」という無間地獄に閉じ込める恐るべき能力であった。

ブチャラティチームは激闘の末にボスを倒し、ジョルノは町のギャングスターに君臨する。

だが失ったものも大きく、ブチャラティチームはジョルノ・ジョバァーナとグイード・ミスタを除き全滅。

５部はジョジョシリーズの中でも登場人物の死亡率が屈指の高さであり、敵として登場したキャラクターもほぼ死亡・再起不能に陥る。

そもそもストーリーの基本が「ゴッドファーザー」に代表されるようなギャング同士の戦いを描いたものであり、作中に登場する「スタンド」と呼ばれる超能力も、相手を殺傷する攻撃的な能力が多い。

作者の荒木飛呂彦はインタビュー等で「男性（キャラクター）が死んで何かを残すことに美学を感じる」と答えており、いわば５部は戦って散っていく男たちの生き様が存分に描かれた作品である。

魅力的なキャラクターに思い入れた読者は、彼らが猛烈なテンションで戦い、退場していく様子にいろいろな意味で涙するだろう。

作品としての完成度の高さから万人にオススメしたいが、キャラクターの死が苦手な方は注意が必要。

なお、前シリーズに当たる杜王町（もりおうちょう）を舞台とした４部は登場人物がほぼ死なないので癒されたい方にオススメ。

小林靖子さんの脚本、構成が素晴らしい！作品にピッタリマッチしている。

休養あけの大川透さんのお声がまだ本調子ではないようで、少し苦しそうにナレーションしているように感じられる。

ジョルノ役の小野さんの声が、PVの時点では合ってない？ように感じられたが聴いているうちにだんだん慣れてきて今では合ってるように感じられる。

作画も原作の雰囲気に近くとてもいい・ジョジョの原作が大好きで、特に５部が好きで厳しい目でアニメを見ているがきちんとそのハードルを越えてきていて安心して見れる。

このレビューを書いている時点では４話まで放送されていて、まだ未登場だが、暗殺チームが出てきてからの戦いがとても楽しみ。

原作５３巻でのブローノ・ブチャラティVSプロシュートの戦いは全ジョジョシリーズを通しても屈指の名シーン・名バトルだと思うので原作の魅力を損なわずアニメ化してほしい。

オープニングとエンディングがおしゃれ

ジョジョが連載されていた当時は「荒木先生の絵をアニメで動かすには途方もない労力と技術が必要だから、とても不可能だろう」と思われる風潮があったが、現代の技術向上により当たり前のようにテレビでジョジョのアニメを鑑賞できるようになった。

きちんとジョジョを愛しているスタッフが作っているとわかり、細かいところの作りこみも素晴らしく、これからも視聴を続けたい。

今期最も楽しみにしているアニメのひとつ