【映画】バクマン。のあらすじやネタバレ、そして実際にバクマンを見た感想をご紹介していきます。
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【映画】バクマン。の概要と作品情報
(C)2015映画「バクマン。」製作委員会
【公開年】
2015
【監督】
大根仁
【主題歌】
新宝島/サカナクション
【出演者】
佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、染谷将太
【視聴可能な動画配信サービス】
U-NEXT、FODプレミアム、Amazonプライム、dTV、Netflix、TSUTAYA ディスカス
【映画】バクマン。のあらすじ
最高は冴えない普通の高校生。
漫画家だった叔父をもつ彼は、確かな画力を落書きに費やす日々を送っていた。
そんな彼にある日、クラスメイトの秋人に絵を見られた最高は、突如彼から「俺と組んで、漫画家になろう!」と持ちかけられる。
実は秋人は漫画が好きで、文章を描き物語を作ることを得意としていたのだが、絵が壊滅的に下手くそだったのだ。
最高は秋人と組み、ジャンプ掲載を目指し活動することになる。
かつての叔父の仕事場にこもり、必死に漫画を描き続ける日々。
そんな努力の甲斐あって、彼らの作品は新人賞の準入選を果たすが、その賞でNo1を勝ち取ったのは天才高校生作家の新妻だった。
新妻をライバルと定めて、ジャンプで壮絶な読者アンケート人気ランキングバトルを繰り広げることになった最高と秋人。
新妻の圧倒的な才能に苦しみながらも、片思いしている元クラスメイト、小豆美保をモデルにしたヒロインで一気に作品の人気をだす。
しかし、週1の連載という過酷な状況のなかで、最高が突如倒れてしまう。
【映画】バクマン。のネタバレと結末
体調を崩し、病院に運ばれた最高。
編集長は、体調を押して描くことを禁じ、連載の打ち切りを迫った。
しかし、漫画にかける思い、亡き漫画家の叔父への思い、そして声優を目指すために別れを告げた小豆への思いが募る最高は、並々ならぬ思いを秋人との連載漫画に注いでいた。
体調を押して漫画を描こうとする最高。新妻を倒し、読者アンケートで1位を取る事が目標だった。
その様子に、秋人も力を貸し、また漫画家仲間たちもアシスタントを名乗り出る。
みんなの思いが集結し、少しずつ仕上がっていく漫画。しかし最高の体調はもはや限界を越しているようにも見えた。
そんな最高と秋人の仕事場に突如、なんとライバルの新妻が現れる。
最高君ならもっと描けるのに。
その言葉に奮起し、最高は言う。
「これは俺の漫画だ」命がけのみんなの努力の末、ついに漫画は完成し、打ち切りは免れた。
そしてなんと、新妻の漫画を破り、その週の読者アンケートで1位へと躍り出た。
歓喜する最高たち。しかし、喜びも束の間だった。
ーー数ヶ月後、高校の卒業式。
対して学校に思いではないと教室でダラダラする最高と秋人。
あのあと燃え尽きた最高たちは、それ以上起死回生のアイデアを出す事ができず、読者アンケートの結果も落ち、そのまま連載打ち切りになっていた。
しかし二人は、そこで夢を諦めたわけではなかった。
黒板に、次の作品のアイデアを楽しそうに書き始める秋人。それに楽しそうに乗る最高。
二人はまだまだ、これからなのだ。
【映画】バクマン。を実際に見た感想と評価
(C)2015映画「バクマン。」製作委員会
斬新な映像表現プロジェクションマッピングを用いて、かつてない斬新な映像表現に挑んでいます。
躍動感のある映像は、芸術的な映像を純粋に楽しむ事ができます。
この映像表現は新妻との戦いのシーンで主に使われていますが、二人が必死に漫画を書きながら戦っている様子が、普通に漫画を描いているシーンを見るよりもよりリアルに伝わってきて、自分も二人と一緒に戦っているかのような気分になりました。
最高の漫画にかける思い佐藤健の演技が光っています。
命がけで漫画を描く最高の様子は圧巻でした。
「これは俺の漫画だ」と訴える最高の目は、それまでのどのシーンの最高のものでもありませんでした。
佐藤健だからこそできた演技だと思います。
その鬼気迫る演技に、漫画という娯楽に対し、真剣に命を注いでいくれている人たちがいるのだと胸が熱くなりました。
漫画に限らず、仕事をするとはそのような事なのだろうと、彼らのプロ魂に感動しました。
仲間の絆ジャンプ漫画と言えば、少年たちが友情を武器に果敢に挑む作品が多くあります。
最高が倒れた後、漫画家仲間が集まって必死に漫画を描くシーンがあります。まさに「友情」「絆」。
ジャンプの醍醐味の世界観をそのまま表現したかのようなシーンで、ジャンプファンとしてはたまらなくなりました。
あんな漫画やこんな漫画の裏にもこんな熱いヒューマンドラマがあったのかなと、想像がむくむくと湧き上がってそれだけでも幸せな気分になれました。
まとめ
舞台が「漫画」ということもあり、画面が地味になってしまうのでは?
と思われた実写映画化でしたが、プロジェクションマッピングの効果で非常に躍動感のある素晴らしい映像表現になっています。
ペンを握って紙に向かう職業でありながら「バトル」を感じさせる演出は、ジャンプ漫画ファンの誰もが熱くなるのではないでしょうか。
難しい事を考えずにサラッと見ても楽しめる作品になっており、老若男女問わず多くの方にオススメです!