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【映画】デイ・アフター・トゥモロー:あらすじとネタバレ!ラストの結末と評価や感想を

【映画】デイ・アフター・トゥモローのあらすじやネタバレ、そして実際に【映画】デイ・アフター・トゥモローを見た感想をご紹介していきます。

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【映画】デイ・アフター・トゥモローの概要と作品情報

C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX

【公開日】
2004年6月

【監督】
ローランド・エメリッヒ

【出演者】
ケリー・ヴァン・ホーン、デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、エミー・ロッサム、イアン・ホルム、セーラ・ウォード

【視聴可能な動画配信サービス】
U-NEXT、FODプレミアム、Hulu、dTV、TSUTAYA ディスカス

【映画】デイ・アフター・トゥモローのあらすじ

主人公、ジャック・ホールは南極を調査中に巨大な棚氷が割れるのを目撃します。

広範囲の棚氷が海に流出することで海水の温度や塩分濃度が変化し、近い将来地球規模の異常気象や氷河期が発生すると予測したジャックですが、アメリカ副大統領をはじめ、誰も彼の予測を真に受ける者はいませんでした。

しかし地球規模の異常はすでに始まっており、大西洋では海水温の急激な低下が起こり、近い将来に氷河期になると予想していたジャックの考えよりも早く異変が起こっていたのです。

地球の異常を察知していたのは人間だけではありません。

動物たちも一斉に移動をはじめたり騒ぎ出したりと、これから起こる嵐の前兆を予感していました。

そんな中、ジャックの息子であるサムは、学力コンテストに出場するためニューヨークへと向かっていました。

【映画】デイ・アフター・トゥモローのネタバレと結末

ほどなくして世界規模で異常気象が頻発し、台風に竜巻、ひょうなどが世界中で観測される事態となります。

さらにスコットランドでは飛行中のヘリコプターが燃料の凍結によって墜落したという知らせが入り、ジャックは今地球で起こっていることが紛れもなく異常事態であることを確信します。

サムたちがいるニューヨークも大雨が続き混乱していました。

海面上昇と大雨にによって津波のような高潮から逃れ、図書館に避難することになるサムは、そこで父と連絡をとり、ニューヨークに巨大な積乱雲が迫っていることを知らされます。

外に出れば命にかかわるため、その場を動かず暖をとることを優先しろと忠告されたサムは、同じように避難していた市民たちにも忠告しますが、誰も聞く耳を持ってくれず、多くの人が図書館を出て南へと移動してしまいます。

ジャックは息子を助け出すためにニューヨークを目指し、車での移動を開始します。

図書館の暖炉で暖をとっていたサムたちでしたが、同級生のローラが怪我をしてしまい、敗血症に陥っていることが発覚します。

サムたちは急激な気温低下が起こるなか、近くに流れ着いた船の中から薬品と食料を手に入れるため、決死の覚悟で図書館から出て船内へと乗り込みます。

野生化したオオカミたちの縄張りと化していた船内をくぐり抜け、サムは食料と薬品を調達し、ローラのもとへと帰還することに成功します。

ジャックが到着した頃には図書館は大部分が雪に覆われており、生存は絶望かと思われましたが、図書館の一室だけは明かりが見え、扉を開けるとそこには毛布をかぶって火を焚いているサムたちの姿がありました。

【映画】デイ・アフター・トゥモローを実際に見た感想と評価

―悲しきラプソン教授の最後―

地球の異常ををいち早く察知していたジャックですが、異常を感じていたのは彼だけではありません。

四面楚歌になってしまうジャックの良き理解者として海洋学者のラプソン教授が登場します。

スコットランドの研究所で海水温の低下を察知したラプトン博士はその後もジャックとともに異常気象について調査する役割を担っていましたが、彼のいるスコットランドの研究所も積乱雲の被害に遭い脱出することすら不可能となってしまいます。

最後には研究所にある燃料が底をつき、研究員と3人でスコッチを飲みながら乾杯するシーンで幕を閉じます。

―生きては帰れない積乱雲の目―

世界で同時多発的に発生した大型の積乱雲には目があり、目の中は気温が急激に低下して人間が一瞬で凍ってしまうほどに状況になってしまいます。

人間が到底生きることの叶わない極寒の世界が、アメリカ全土、またサムたちのいるニューヨークにも迫りくることになります。

積乱雲の目が刻一刻とサムたちに迫るなか、ローラを救い出すために彼らが外に飛び出すシーンは見どころのひとつです。

―自然の驚異について考えさせられた―

作中における異常な地球規模の自然災害は映画的に描いている部分はありますが、実際に起きた現象をもとに制作されたシーンもあります。

本作の冒頭で棚氷が割れて大規模な氷が海に流れ出すというシーンなど、地球温暖化によって地球に氷河期がやってくること自体はまるっきりあり得ないとは言い切れません。

また生き延びるために貴重な本を燃やすシーンや、避難のためにメキシコに向かうアメリカ人に対して国境を封鎖するメキシコなど…

地球規模の災害によって社会的な価値観や構図が逆転してしまうような描写が見られるところも考えさせらるシーンです。

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まとめ

地球温暖化が原因となり訪れる可能性のある氷河期というものがどんな世界なのかが垣間見える作品です

氷河の流出からはじまり高潮や大雨スーパーフリーズ現象など自然の驚異を目の当たりにすることのできる作品で自然を前にした人間の無力さや自然の恐ろしさとともに美しさをたたえているのも本作の特徴だと思います。

ハリウッド映画だからこそ実現した映像美だけでも一見の価値のある作品といえます