【映画】カイジ 人生逆転ゲームのあらすじやネタバレ、そして実際に映画のカイジ人生逆転ゲームを見た感想をご紹介していきます。
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【映画】カイジ 人生逆転ゲームの概要と作品情報
(C)2009 「カイジ」製作委員会
【公開日】
2009年10月
【監督】
佐藤東弥
【主題歌】
YUI「It’s all too much」
【出演者】
藤原竜也、天海祐希、香川照之
【視聴可能な動画配信サービス】
U-NEXT、Hulu、dTV、TSUTAYA ディスカス
【映画】カイジ 人生逆転ゲームのあらすじ
藤原竜也さん演じる主人公のカイジは知り合いの連帯保証人になって多額の借金を抱えてしまい、借金取りから追われてしまいます。
そんな辛い現実が降りかかってしまったカイジは、金融会社の女社長である天海祐希さん演じる遠藤からたった一夜にして大金を手に入れられるギャンブルゲームに参加しないかと誘われます。
ギャンブル会場である豪華客船に乗ったカイジは、ゲームの参加者である船井という男に騙されてしまい、絶体絶命の危機に陥ってしまいますが、なんとか裏をかいて勝利します。
しかし手を組んでいた仲間のミスによって地下帝国の強制労働施設に送り込まれてしまい過酷な日々を過ごしていきますが、そこで頭を使いなんとか脱出しようとさまざまな作戦を練っていき、大逆転をしていく物語です。
【映画】カイジ 人生逆転ゲームのネタバレと結末
知り合いの連帯保証人となり多額の借金を抱えてしまった藤原竜也さん演じる主人公のカイジが、豪華客船内のギャンブルゲームに参加し、仲間のミスによって地下帝国の強制労働施設に送られます。
辛い思いをしますが、そこでは働いた分だけ少ないですが給料(ペリカ)が払われます。
ペリカを稼いで大金を手にするとその施設から脱出することができます。
カイジは死に物狂いで働いていましたが、はじめての給料ということもあって甘い誘惑に乗せられてビールやおつまみにお金を使ってしまいます。
「悪魔的にうめえ!」と至福の時を過ごしますが、現実では借金地獄から抜け出せないという悪循環にもがいてしまいます。
そんな時、病気になってしまった労働者の佐原はブレイブメンロードという高いビルとビルの間にかけられたとても細い一本道の橋を渡りきったら一千万円を与えるというゲームに参加することを言い渡されます。
一緒にそのゲームに参加することを決意したカイジと松山ケンイチさん演じる石田でしたが、皆落下して命を落としてしまいます。
実際に落ちずになんとか脚が震えながらも渡りきれたのはカイジだけでした。
さらに、借金をたくさん抱えてしまっていたカイジにはそのお金を差し引いた七五万円しか渡されないのでした。
納得できないカイジでしたが、香川照之さん演じるこのゲームの開催側のボスである利根川からラストチャンスを与えられます。
その最後のゲームでイカサマをされてしまい絶体絶命のピンチを迎えますが、なんとかゲームに勝利して大金を手に入れることに成功します。
ゲームで生き残れなかった石田の娘にそのお金を届けに行き、カイジはゲームから脱出するのでした。
【映画】カイジ 人生逆転ゲームを実際に見た感想と評価
(C)2009 「カイジ」製作委員会
藤原竜也さんといえば顔が良ければ演技派の俳優としてもとても有名な俳優さんですが、この「カイジ人生逆転ゲーム」でも、ずば抜けて引き込まれる独特の演技にとてもワクワクさせられます。
中でも主人公のカイジが地下帝国の強制労働施設に送られてから初めて手にした給料を、甘い誘惑に負けてビールとおつまみに使ってしまうシーンは特に印象深いです。
過酷な労働をしている時だからこそ、身体全身に染み渡るビールを飲んだ時の「悪魔的にうめえ!」という言葉に魂がこもっているように感じまいた。
私は普段からビールを飲む習慣はないのですが、ビールを飲みたくなってしまうほどに美味しそうに思えてしまいました。
藤原竜也さんは、映画を観ている人を感情移入させるのがとてもうまいと思います。
他にも、香川照之さんの利根川役にも注目です。
この香川照之さんの演技もまた演技派でとても引き込まれるものがあります。
あらゆる理由でお金が欲しくてゲームに参加している人たちの苦しむ顔を見てにやつく、いやらしいシーンではその悪役っぷりがとても合っています。
この人しかこの役は務まらないなというのが心からわかるほどにはまり役でした。
カイジと利根川がゲームで戦うラストシーンでは、利根川がイカサマをしてカイジが辛い思いをするのですが、一瞬一秒も見逃せないハラハラドキドキする見応えのあるシーンです。
役者の演技あってこそのものがあり素晴らしい出来上がりでした。
カイジは自分の血を使いそのイカサマゲームになんとか勝利するのですが、ゲームから解放された時には観ているこっちもモヤモヤから解放される気持ち良さがありました。
仕事でのモヤモヤやイライラを発散したい時にまた観たい作品です。
まとめ
最近は様々なメディアで実写化されている、福本作品の実写化の先駆けとなる映画です。
藤原竜也さん演じるカイジは、原作ファンでも文句無しのキャスティングと言えるのではないでしょうか。
今作でもその個性を十分発揮するカイジ・藤原竜也と、利根川・香川照之の対決は一見の価値があります。
原作からやや改変を加えた設定・展開ではありますが、原作ファンの方にもオススメです!