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【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】映画のあらすじネタバレと感想まとめ!クライマックスの結末はいかに

映画【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】のあらすじやネタバレ、そして実際に映画を見た感想をご紹介していきます。

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映画【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】の概要と作品情報

(C)2005 Warner Bros. Entertainment Inc Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R

【公開日】
2005年11月

【監督】
マイク・ニューウェル

【出演者】

ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン

【視聴可能な動画配信サービス】

U-NEXT、Hulu、dTV、TSUTAYA ディスカス

映画【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】のあらすじ

夏休みも明けた新学期、ダンブルドアはここに三代魔法学校対抗戦が100年ぶりに開催されると発表します。

各学校から代表選手が選ばれていき、ハリーもまた望んでもいないのにホグワーツの代表選手に選出されてしまいます。

そして死傷者も出るという魔法を用いた危険な対抗戦が幕を開けます。

第1試合はファンタジー作品の華とも言えるドラゴンを相手にした対抗戦。

ハリーはクィディッチの試合で培った飛行魔法でこれを乗り切ります。

第2試合は不気味な水中生物漂う湖を泳ぎ、お互いの大切な人を救い出すという難関。

ここでもハリーはその度量から敵チームを救ったりと大活躍を見せ、徐々に敵を含めた周りの人たちに認められていきます。

そして来る第3試合、そこには予想もしない罠が仕掛けられていたのでした……。

映画【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】のネタバレと結末

ダンブルドアの号令から突如幕を開けた魔法学校対抗戦。

意図せずホグワーツの代表選手に選ばれたハリーはその才能と勇気をいかんなく発揮していき、エリート揃いの他校のライバルとしのぎを削り合いながらも危険な試合を次々と乗り越えていきます。

凶暴なドラゴンに狙われ、湖に溺れそうになりつつもなんとか乗り切った先に待っていた最終試合は巨大迷路。

その迷路のどこかにある優勝杯を手にした者が勝者となります。

ハリー達はそれまでの疲労や迷路に惑わされ我を失ってゆき、迷路の中で野蛮な争いを繰り広げます。

その様相はもはやサバイバルのような激しさになっていき、迷路の閉塞感もあって視聴者ともども息苦しいほどに。

しかしハリーはライバルであったセドリックと協力する器量の大きさを見せ、2人は優勝杯をその手中に入れます。

『これで対抗戦はフィナーレを迎える!』

そう思った瞬間、ハリーとセドリックは気づけば2人ぼっちでとある墓地に転送されていました。

その墓地とはヴォルデモートの父親が眠る墓場だったのです。

つかの間、ヴォルデモートの手下達が現れてズラリと2人を取り囲んでしまいます。

実はあの優勝杯には罠が仕掛けられており、ヴォルデモートの復活のためにハリーをひとりぼっちでその場に転送するための魔法がかけられていたのでした。

ヴォルデモートの復活には、彼を弱らせた張本人であるハリーの血が必要だったのです。

まんまと罠にハメられたハリーは手下達に血を抜かれてしまい名前を出してはいけないあの人、ヴォルデモート卿はとうとう復活を果たしてしまうのでした。

ヴォルデモートとその手下達に2人きりで勝てるはずもなく、ハリーとセドリックは逃走を図りますがその圧倒的な力の前にセドリックは殺害されてしまいます。

もう万策尽きたかに思えたその時、ハリーは両親の加護を受けてなんとかその場から逃げ出します。

セドリックの遺体と共にみんなの元へ帰った彼はヴォルデモートの復活をみんなに知らせるのでした。

映画【ハリー・ポッターと炎のゴブレット】を実際に見た感想と評価

魔法学校対抗戦がアツい!

本作の1番のテーマ、見所はこの魔法学校対抗戦です。

これまでもハリーポッターシリーズではクィディッチという熱い対戦要素がありましたが、これは100年に一度の行事というだけあって凝った試合が3つも用意されています。

1つ試合が終わってドラマが起こり、また1つ試合が終わってドラマが起こる……とテンポよく盛り上がるシーンと物語を整理するシーンが来るので、視聴者は飽きることなくこの大きな展開を楽しむことができます。

またこの対抗戦はまるで高校の文化祭のような青春の匂いがそこはかとなく漂うので、「魔法学校の青春」という奇妙なものを疑似体験できてとても新鮮です。

次第に変わっていくライバル達との関係対抗戦に参加する魔法学校はホグワーツに引けを取らない優秀な学校達です。

そしてそこから選出された選手達は当然みんな優秀で、特に見た目からしてシャキッとした優等生のセドリックはとても良いライバルです。

そんな彼らと試合を通じて認め合い、他校同士の友情が芽生えたりする様もこの作品の見所の1つと言えます。

1作だけの登場に関わらず根強い人気があるライバル、セドリックのその雄姿を目に焼き付けてください。

この作品はラストに大きなどんでん返しが待ち受けています。

魔法大会もフィナーレを迎えついに優勝者が決まったと思われたその瞬間、舞台は魔法学校からヴォルデモートの父が眠る墓地へと大きく変わります。

優勝杯には罠が仕掛けられており、ハリーが代表選手に選出されたところから全てがヴォルデモート復活のための策謀だったのです。

そして作中で「名前を出してはいけないあの人」として扱われてきたヴォルデモートはとうとう復活を果たし、現代に実体として現れてしまうのです。

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まとめ

本作はハリーポッターシリーズをシリアスに変える大きな転換点となった一作です。

ダークファンタジー作品が好きな人には間違いなく刺さる不気味さとサスペンス要素、そして万人受けするファンタジーの陽の要素を併せ持った絶妙な作品に仕上がっています。

魔法学校対抗戦を中心にしたジェットコースターのようなエンタメ溢れる展開と、その背後に流れる不気味な策謀を同時に感じられる優れた一作なのでぜひご覧になってみてください。